日本初!タクシー会社が「空飛ぶタクシー」事業に参入
創業96年、大阪最古の「大宝タクシー」が2025年運用目指す
料金体系は初乗り680円+10秒毎に250円、大阪・関西万博開催に向け
大宝タクシー株式会社(本社:大阪市住之江区、代表取締役社長:宝上能史)は2022年5月19日(木)、電動垂直離着陸機(eVTOL)を活用した「空飛ぶタクシー」事業参入に向け、そらとぶタクシー株式会社(本社:大阪市住之江区、代表取締役社長:宝上卓音)を設立し、2025年の運用開始を目指します。
■大阪最古のタクシー会社が最先端の「空飛ぶタクシー」事業に挑戦!
大阪・関西万博が2025年に大阪・夢洲で開催されます。大阪市中心部から会場まで鉄道や車による交通の混雑が懸念されています。混雑緩和の一つとして空中を移動する次世代モビリティが注目されています。大正15年に創業し、大阪で現存する最古のタクシー会社である当社が、タクシー会社としては日本で初めて「空飛ぶタクシー」事業「Sky Taxi」に挑戦します。2023年にeVTOLを最低2台導入し、2025年の運航開始を目指しています。
eVTOLは、電動モーターで翼を回転させ、垂直離着陸できる大型のドローンのような航空機で、パイロットが搭乗せず自動操縦で飛行します。動力は電気のため環境負荷も少なく、10分充電すると50分連続飛行が可能です。機体は、大宝タクシーの車体同じく青と白のツートンカラーにし、親しみやすいデザインにいたします。導入予定の機体は現在、国内で飛行の実証実験を行われています。
運航は、大阪市内の梅田や難波と夢洲を結ぶピストン飛行と関西国際空港や神戸空港から夢洲へ遊覧しながら飛行する2つのルートを想定しています。料金体系は、タクシーと同様に初乗り680円、以降10秒毎に250円を加算する方式を採用予定で、「空飛ぶタクシー」を身近にご利用いただきたいと思います。
当社といたしましては、地元大阪の企業として大阪・関西万博を盛り上げる一翼を担いたいと考え、事業に賛同し出資していただける企業も募集しております。
〔 運航ルート(案) 〕 車の所要時間は高速道路使用時で想定しています
①大阪市内(梅田・難波)→夢洲 ※ピストン飛行
所要時間 10~15分=15,000円~22,500円/1人(車は30分=6,000円程度)
②関西国際空港・神戸空港→夢洲 ※遊覧飛行
所要時間 40分=約60,000円/1人(車は50分、関西国際空港=18,000円、神戸空港=14,000円程度)
〔 今後のスケジュール 〕
2022年~2023年 導入機体の選定、共同事業者・出資者の募集、パイロット訓練、運航ルートの設定
2023年~2024年 国や大阪府・市との協議、機体の導入と運航テスト
2025年 運用開始
〔 会社概要 〕
社 名 : 大宝タクシー株式会社
本 社 : 大阪市住之江区北加賀屋5-5-28
代表取締役社長 : 宝上 能史
保有台数 : 106台(グループ会社含む)
乗務員数 : 約170人(同上)
運行エリア : 大阪市と隣接する市(松原市除く)
ウェブサイト: https://daihotaxi.com/
新グループ会社
社 名 : そらとぶタクシー株式会社
本 社 : 大阪市住之江区北加賀屋5-5-28
代表取締役社長 : 宝上 卓音
ウェブサイト : https://skytaxi.co.jp/
是非、貴社媒体での掲載のご検討をお願い申し上げます。ご不明な点がございましたらお気軽にお尋ねくださいませ。